❹伊予富士ピクニック(昼食)
2018年 07月 14日
BGMで。
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相棒:「もうお昼を食べる?」
私:「そうしようか。登山客が大勢来ると座るところが無くなるから..」
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私:「改めて見ると、頑張ったな? 途中で弁当かと思ったけど。。」
相棒:「勾配がそれほどでも無かったし、話しながらだったから息も楽だった。。」
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相棒:「今日は寝過ごしたから残念な感じだけど、許してね。」
私:「そんなことはないよ。美味そうだ。」
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■ お昼ご飯 ■
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❖豚バラと大根の韓国風煮込み
❖焼き鮭の雑穀おにぎり
❖ホウレン草サラダとゆで卵
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私:「紫蘇との相性がいいね。美味しい。」
相棒:「こういう所で食べたら、何でも美味しくなるからね。」
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私:「ごちそうさま。腹いっぱいだ。」
相棒:「珈琲を淹れるの? 持って来たの?」
私:「あるよ。淹れようか。」
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相棒:「冬は雪深くて、それはそれで綺麗だけど、春がいいね。」
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相棒:「眠くなってきた。 少し寝ていい?」
私:「ダメ。寝ると体が動かなくなるから帰れなくなる。それ以上に他の人に迷惑を掛ける。。」
相棒:「言ってみただけ。」
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私:「前に伊予富士に一緒に登ったのは、真冬にアイゼンを付けて桑瀬峠から登って来たな~」
相棒:「何年前になる?」
私:「10年くらいになるんじゃないか?」
相棒:「頂上にいた人に一緒に撮ってもらった写メが、前の携帯にあるよ。」
私:「思い出した。子供のスノーボートを持って登っていた徳島から来られたご夫婦に遭遇したあの時だ!」
相棒:「そうよ。よく思い出したね。」
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(約1時間ゆっくり休憩)
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相棒:「同じ道を帰るんでしょ?」
私:「そうだよ。」
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相棒:「忘れてた。。 帰りも大変だった。。」
私:「先に降りて、尻を支えてやれば良かったな?」
相棒:「何とか大丈夫。」
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私:「綺麗なデザインをした葉っぱだな。」
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私:「へぇ~ こんな所にエンレイソウがある。」
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相棒:「この花は何スミレ?」
私:「山の花に詳しい人が言っていたけど、「スミレには首を突っ込まない方がいい..」って。だから一度も調べなかったから知らない。」
相棒:「何で?」
私:「スミレは違いが判別し辛く種類も多い。おまけに変異も多いから訳わからないって。。」
相棒:「ふぅ~ん。分かった。可愛い白いスミレでいいよ。」
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私:「高所恐怖症が、何やってるんだ。落ちるぞ。」
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私:「疲れたのか?📢 具合が悪いのか?📢」
相棒:「あなたが一生懸命に花の写真を撮っていたから待ってたの。」
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相棒:「この小さな花を見た事がある。」
私:「どこの山にもあるワチガイソウだよ。」
相棒:「聞いたことがある。ワチガイって?」
私:「確か、牧野先生が無くなった後に、研究用に残していた鉢に小さな札が刺さっていてそこに「ワチガイ」と書いてあったそうで、
それで。。意味は誰も分からないそうだ。。 間違ってるかも?」
相棒:「私にはそれが正解でいいよ。」
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相棒:「やっとキャトルに着いた。」
私:「頑張ったな。いい運動になった。」
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つづきます。