②山の神硝子工房(ガラスコップ製作体験)
2017年 02月 12日
BGMで。
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相棒:「色は違うけど、こんなに綺麗に作れたらいいのにな?」
オーナー:「それらしい物は作れますよ。大丈夫ですよ。 さぁ~ 始めましょう。。」
相棒:「はい。お願いします。」
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オーナー:「まず、この棒にガラスを付けて回すんですが、溶けたガラスが垂れないように回す為に棒をくるくる回す練習をしてみましょう..」
相棒:「はい。」
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職人の道具は無駄が無く、いつ見ても美しい
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工房の炉
右が溶鉱炉で左が冷却炉
私:「この炉の温度はどのくらいなんですか?」
オーナー:「溶鉱炉が1100~1200℃で、冷却炉は500℃です。炉は一度火を入れると24時間ずっと火をつけていないといけないので、管理とガス代が大変なんですよ...」
相棒:「まぁ~ それは大変..」
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オーナー:「棒を回せるようになったので、実際にガラスを付けて作業を始めますね..」
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オーナー:「作業が進むと吹く工程がありますが、その時は水平にして...」
相棒:「その時にもう一度教えてください..」
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オーナーが実際にガラスを炉から取り出します。
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ガラスを鉄板の上で形を整えます。
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ガラスは直ぐに冷えて固まるので頻繁に炉で熱します。
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選んだ色ガラス粒を溶けたガラスに付けます。
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また炉に入れてくるくる回す
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作業台のレールの上でくるくる回して形を整えます。
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濡れた新聞で溶けたガラスをコップの形に..
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柄が少し見え、期待が膨らみます。
相棒:「わぁ~ 綺麗。」
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更に形を整えて行きます。
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ピンセットのような道具でコップの形を出していきます。
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相棒:「だんだん形になって来たね。緊張する..」
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重力でガラスを伸ばして大きさを作ります。
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オーナー:「これからコップの口を作って行きますので、木の板で平らに押し当ててください..」
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相棒:「平らにならないですね.. 難しい..」
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オーナー:「いよいよコップの最終段階に入ります。 この道具で口の大きさを作ってください。。」
相棒:「あなた、よこからではどのくらいになったかよく分からないから教えて? ストップって言って。」
私:「分かった。でもまだまだだよ。」
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オーナー:「コップが歪んできたので手直しをしましょう..」
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私:「丁度良いんじゃないのかな?」
相棒:「そう? じゃ~これで...」
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オーナー:「完成ですね。上手に出来ましたね。」
私:「少し歪んでいるみたいだけど、それも味だよ。綺麗だよ。」
相棒:「私が作ったというより助けてもらった方が多いんじゃないのかな? でも出来上がりが楽しみ。」
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オーナー:「冷却炉に入れますね。急に冷ますと割れてしまうので、500℃の炉で3~4日かけて冷ましていきます。」
相棒:「そんなに時間が掛かるんですね。」
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相棒:「次はあなたよ。」
私:「できるのかな?」
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私のガラス体験に続きます。
いつも大変お世話になります
大した事はないのですが、後日引き取りをしてきて
ブログアップをさせていただきます。
(同じコメントが4件ありましたので、3件を削除させていただきました)
これからもお願い致します
わたしも一度、やってみたいと思っているのですが・・
観光地ではなく、近くにこういった落ち着いた工房があって羨ましいです。
素敵なグラスが出来あがると良いですね ^^
いつもお世話になっております。
この工房は個別教室も受け付けていらっしゃるらしいのですが、
私達は才能が無さ過ぎて断念しました。 というのも、かなり昔
ですが陶芸教室に通った事があるのですが、とんでもない物が増える
一方でやめてしまった経緯があるんです。
satohitさんのブログを拝見させていただいて、自分で作った作品で
珈琲を飲んだり食事をしたりするのが羨まし過ぎます。
これからもお願い致します。