3山で一人ピク(お昼ごはん~帰路)
2017年 09月 12日
BGMで。
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頂上では、登頂した誰もが味わう "ちょっとした達成感" "独特ののんびりした穏やかな時間"と"空気"が流れます。
少し石に腰掛けて風景を見ていると南斜面を雲が駆け上がってきました。
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独り言:「天気が崩れるのかな? そろそろ少し早いけど昼食にしようかな?」
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一般的な登山道を通って頂上を目指している人達が多く見えます。
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独り言:「短い距離だけど、最後の急登は腹が立つくらい辛いんだよな~ そういえば、雪深い冬に来た時に相棒の尻を押し上げてやったな~」
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独り言:「まずは珈琲を淹れるか? このボイラーも長い縦走をしている時に使ってたな~」
(この日はデミタス用の最小珈琲セットを持参)
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独り言:「よそ見してたら、もう沸いた!」
(標高が高いから早く沸きます)
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独り言:「うぅ~ん。美味い。」
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お似合いの登山ウエアーを纏った若いカップルが登頂時からずっとこっちを見ているような気がするが....
古い登山靴を履いて、麦わら帽子を被り、昭和のサングラスをして、
変な小道具で珈琲を淹れている...「変な爺が来た」と思ってるに違いない。
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ザックからお昼ごはんを出し
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独り言:「おぉ.. 美味そう。いただきます。」
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独り言:「美味しい。山では何でも美味しいけど、このベリーサンドは格別だな~ 食パンも上手に焼けてるな..」
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独り言:「"もちきび" も美味しい。 これは休憩の時の補給食としてもいいかも? 良く噛むから忍者飯みたいに..」
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独り言:「ブラックベリーが温かくなってる。。 でも美味しい。」
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お昼を食べていると「ツマグロヒョウモン」が横にやってきました。
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昼食を終え、頂上の方達と楽しい山の話をさせていただき、帰路に向かいます。
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独り言:「恐竜の背中みたいだな~」
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さっきまでいた頂上にも雲がかかり始めたようです。
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この日はヤマカカシ(蛇)を2匹見ました。
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独り言:「クガイソウは終わりかけ? それとも咲き始め?」
「大山のユートピア小屋の花畑のクガイソウは綺麗だったな~ 今の体力では無理かな? ダイセンオダマキも見に行きたい~」
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(その昔は、毎年のように7月の最終日曜日に大山へ行ってました。この日程が花畑の季節がドンピシャなんです。)
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独り言:「イシヅツボウフウ? それとも ウバタケニンジン? 相変わらず違いがよく分からないな..」
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独り言:「涼しい。。。 ちょっと休憩。」
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独り言:「俺の好きなシモツケソウだ。咲いたらピンクでホワッとしていて可愛いんだよな。。」
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独り言:「何か白はシックでいいね。」
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遠くにUFOラインが見えてきました。
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独り言:「帰って来たぞ。 昔は何度もこの縦走路をまっすぐ歩いて石鎚山に行ったのに.. 今はそんな気も起きないな~」
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独り言:「ビートルも留守番をしてる。」
相棒からメール:(ピコ♫ 天気が良くて良かったね。綺麗な蝶々にも逢えて....)
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独り言:「やっぱり今の体力ではこれが丁度いいな。長い縦走は無理だ。 疲れた。」
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独り言:「瓶ケ森の方面に少しドライブしてみようか。」
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独り言:「やっぱり咲いていた。 白いギボウシが今もここに咲いているんだ。 何か安心したな。。」
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独り言:「瓶ケ森の男山が見えた。 今日も沢山の人が登ってるんだろうな。。」
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独り言:「子持ち大権現か、相変わらず険しい山だな..」
登山口で眺めていると寒風山~石鎚縦走をした帰りに寄られたという男性に会い、
男性:「この山に登ったことはありますか?」
私:「ありますが、ほぼ垂直の岩壁で鎖一本だけを頼りに上るので危険ですよ。ザックは置いて身軽にしないと..」
男性:「頂上までどの位の時間がかかりますか?」
私:「高所恐怖症でなければ50m位なので、ゆっくりでも15分位では...」
男性:「どうしようかな?」
私:「縦走で体力が落ちてるんだったら、止めた方がいいですよ。」
男性:「下まで行って決めます。ありがとうございました。」
私:「他の登山客もいないと思うので十分に気を付けてください。」
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(写真の右側の切り立った岩肌を登ります)
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少しビートルで走り大権現が見えてストップ
独り言:「あの人大丈夫かな? 下で見ててあげればよかったかな?」
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新緑の林道をゆっくり下っていきます。
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独り言:「おっそうだ。心配してたらいけないからメールしておこう。」
メール:「下山した。今から帰る。ピコ♫」
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おしまい。
ビートルがまたいいな~^^
拙いブログを見ていただきましてありがとうございます。
H.Oさんの写真を拝見させていただき
私:「この場所の空気の匂いがする写真だな。。。」と思わず独り言を言ったらしく、
家内に「何の匂い?」と言われて..具体的に答えられず。。
世界観が大好きです。私ももう少し何とかなれば..
これからもお願い致します。
私の写真をそのように感じて頂きありがとうございます。
上手い下手とかではなく'67さん(勝手にすみません。私'66モデルでしたので^^;)が、仰ってくれた「空気感」を大切にしたいと言うのか収めたいと言うのか。そのように感じて頂き本当に嬉しいです。
私は、'67さんの私生活がとても穏やかでそしてお洒落、なんだか外国の方の生活を拝見しているように感じてます。
コメントの有無に関係なく、改めてよろしくお願い致します。
こちらこそよろしくお願いします