❷鹿島(かしま)ピクニック(場所探し)
2017年 06月 16日
BGMで。
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相棒:「鹿と遊ぶのは帰りにして場所探しに行くよ。」
私:「俺が引くよ。」
相棒:「大丈夫。任して。」
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私:「島を一周できる道があるから時計回りに行ってみようか? 適当な所があればそこで。。」
相棒:「わかった。 それにしてもいい天気ね。日焼け止めをテントを張ると塗らないと..」
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私:「そっちは防波堤で行き止まりだぞ。。」
相棒:「海の底が見えて綺麗よ。小さな魚も沢山...」
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私:「おぉ~い。行くぞ。」
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相棒:「あの細い道を行くの? あの先を曲がると何かあるのかな?と期待させるいい風景ね。。」
私:「あるよ。」
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相棒:「凄~い! 綺麗な所ね。こんなにいい場所があるなんて.... 」
私:「ここにしようか。砂浜にリアカーを上げてテントを張ろうか?」
相棒:「あなた、ちょっとだけでいいから引っ張って! 」
私:「引っ張ってるよ。」
相棒:「もう無理。。。」
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■ テント前の海岸 ■
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相棒:「この岩はライオンがキスしているみたいね。 そう見えない?」
私:「見える。これは「石門」と言うらしく、浸食が激しくだんだんと橋の部分が細くなってるんだって。」
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私:「アーチの所に立ってみて。写真を撮ってあげるから。。」
相棒:「モデルの写真みたいに撮って。」
私:「・・・・・・」
相棒:「返事が無いんですけど。。」
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相棒:「どうすればいい?」
私:「どうでも。」
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相棒:「真剣に撮ってくれてる? どう撮れた? ちょっと見せて。。」
私:「・・・・・はい。」
相棒:「うぅぅぅぅ....カメラの調子が今日は悪いみたいね。。」
私:「そっち?」
相棒:「何も言わんで。 しょうがないよ。 個性よ。」
私:「誰かに見られたら、「あの爺婆は何してるの? あっちに行け!」と言われるから基地を作ろうか?」
相棒:「本当にそうだね。」
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■ 設営は5分で完了 ■
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相棒:「珈琲を飲むでしょ。」
私:「濃いホットが飲みたいな..」
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私:「やばい! エスプレッソボイラーもドリッパーも忘れてきちゃった!」
相棒:「・・・・そういえばネットに同じ境遇の人が対応方法を書いてブログあったような....」
私:「ペーパータオルかティシュペーパーでドリップするんじゃないの?」
相棒:「あった。親切に折り方も掲載してくれているよ。 もう大丈夫。」
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私:「お湯が沸いたよ。」
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相棒:「じゃ~ここにお湯を淹れて....」
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私:「やるね。いい香りだ。。」
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しばらく、潮騒と心地いい風に癒されながら珈琲を楽しみます。
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昼食に続きます。