❶山間部へスクーターピクニック(千町の棚田)

BGMで。







■❖■  土曜日  ■❖■


私:「ごめん。今日も弁当を詰めてくれない?」
相棒:「お出かけするの?」
私:「西条の山に段々畑がある集落があるんだけど...一度行ってみたくて...加茂川から少し見えてた...」
相棒:「覚えがない....それにしても随分遠いけどビートルで?」
私:「ストリートビューで見ると、車で行くと道が細くて住民の方に迷惑を掛けそうだからスクーターで...」
相棒:「えぇ? 山は寒いし大変よ..」
私:「ラファクリームもしっかり塗るから大丈夫。。」


四国登山をしていた何年も前から、山へ行く途中に山腹に段々畑がある集落が少し見える場所があり気になっていました。
グーグルアースで調べると美しい段々畑が写っている。ここは「千町」という集落みたいですが、これと言って段々畑の風景が有名だという事もなく全く知られていない集落のようです。

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たっぷり、足・腰・指先に塗ります。

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水揚げが見られないか期待して、"渡り蟹漁"で有名な河原津漁港に寄り道..

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既に競りは終わっていて残念。

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独り言:「あの向こうに見える山がそうだ..」

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独り言:「この鉄橋は渋いな~ 電車が来ないかな?」


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加茂川沿いの広い国道を外れて急こう配の山道を上がります。
独り言:「看板は無いけど、この道で良いのかな? ただの林道かも? まぁ~違っててもOKか?」

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しばらく林道をくねくね上がると..
独り言:「おぉ~ 前が開けた! 段々畑もあるぞ。楽しみ..」

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朝陽に照らされる段々畑は綺麗


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独り言:「何百年も前から人の手で積まれ、管理されて来たんだろうな? セメント工事にはこの味わいは出せないな~」


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こんなカーブが続きます。
独り言:「待てよ。それにして誰もいないな.. 取りあえず一番上まで行って見下ろしてみようかな。」

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何軒かは犬の吠える声や煙が上がっていたりしているのですが、人影がありません。

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ほぼ集落の一番上まできました。

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私:「あれ~お爺さんがいらっしゃった。 こんにちは。 お邪魔しています...」
お爺さん:「よう来られたね。こんなヘンピな所に....」
私:「実は以前からここの段々畑を一度見たくて来たんですが..ここまで、どなたにもお会いすることなく..」
お爺さん:「ここは上下の二つの地区やけど、昔は上で約60軒、下で110軒はあったけど、今は上で8軒、下で30軒弱になってるし、年寄りばかりだから..」
私:「まだまだ綺麗な家が多くありますが、空き家なんですか? みなさん子供さんの所に..」
お爺さん:「それもあるけど、お寺の世話になったり...もうここも4~5年が限界やね..」
私:「では段々畑も作ってないんですか?」
お爺さん:「うちも作ってたけれど、イノシシ🐗とお猿さん🐒に全部食べられてしまうから..やめてしまった。。」

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お爺さん:「お猿さんはね、白菜も半分に割って中の柔らかい部分だけ食べてしまうので..見てよあの畑..」
私:「ほぉ~ これはひどいですね..」
お爺さん:「イノシシもお猿さんもここ15年くらいで、それまではウサギと鳥くらいで全然いなかったんよ..それまでは、お猿さんがいたと聞いたら、珍しくて見に行ってたんだから.. それが今では人よりお猿さんの方が人より多くなってしまって.... 」

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私:「ではこれからは何を作って..」
お爺さん:「婆さんと二人でハウスでトマトの準備をしようと..」
私:「トマトですか? ハウスなら猿も大丈夫ですね?」
お爺さん:「それがハウスのビニールを破って入ってきて大変なんよ..」

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お爺さん:「これからお猿さんが電柵を乗り越えるから高く張り替えようと...」

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お爺さん:「今はホウレン草の収穫が終わったばかりで..トマトの準備を..」

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お爺さん:「電柵はこの単一電池8本で3ケ月は持つんよ..」
私:「電池ですか? てっきり100Vの電流を流しているのかと..」

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お爺さん:「いくら高くしてもダメじゃろうがね.. 今日はこのハウスの周りだけでもやろうと...」
私:「お仕事中にすみませんでした。色々お話しをお聞かせいただきましてありがとうございました....」
お爺さん:「いやいや楽しかったよ。滅多に人が来ないからな... 気を付けて帰りなさいね。」
(お気付きですか、お爺さんは猿を「お猿さん」と呼ぶんですね。。なんか心がほっこり..)

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人が住んでいる一番高い所まで

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お婆さんがハウスの鉄パイプを運んでいらっしゃいました。
ご挨拶をさせていただくと、気さくに少し世間話をしていただけました。

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もう一度お爺さんにお礼を言って山を下ります。

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お昼ご飯を食べられる場所を探しに..
つづきます。



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Commented by umisanjin at 2017-02-02 00:03
こんばんは。 やがて、、ここも、廃墟となってしまうのでしょうか。
優しさと淋しさが、入り交じり、複雑な気持ちです。
とても素敵な所なのに、、、
Commented by beetlemomo67 at 2017-02-02 06:38
> umisanjinさん
いつも大変お世話になります。
こうした集落は全国に多くあるのだと思いますが、
農業をするにも鳥獣被害を減らさないと...
考えさせられますね。
これからもお願い致します。
Commented by renchiyan3 at 2017-02-03 04:40
おはようございます
やはり細い道は知るときは二輪車楽ですね でもこの時期
トンネルくぐらなければならないときは震え上がりますね
Commented by beetlemomo67 at 2017-02-03 06:40
> renchiyan3さん
いつも大変お世話になります。
バイクも良いのですが、「寒いですが健康の為にも自転車で
走らないと..」と話しているのですが..
肩の痛みが無くなれば自転車でうろうろしてみたいと思います。
これからもお願い致します。
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by beetlemomo67 | 2017-02-01 06:43 | 焚火・ピクニック | Trackback | Comments(4)

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