3⃣ブルーアイランドラリー ミルキーウエイ ROUND23(CP-2伯方島へ)
2016年 11月 16日
BGMで。
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◆ 今まで走って来たルート ◆
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西条市のサーキット場をスタートして、松山市を抜けて高知県の山間部へ。
山間は紅葉の季節と晴天が重なって多くのドライブをされてる方がいらっしゃって、
タイム計測区間を走るのに苦労します。
初日の第一ステージルートの半分を走って来た感じですが、これから四国山脈を縦断して瀬戸内海に向かって出発です。
チェックポイントには多くの方が休んでおられて、最後尾ではない事が分かったから一安心です。
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私:「遠くの山も紅葉してきたようで綺麗だね。どこか広い場所に車を停めてお昼にしようか..」
相棒:「もうそんな時間なんだ。計測区間やクイズがあって忙しくて時間が経つのが早いね..くたびれた..怒られるし..」
私:「後半は、の~んびり行こうか。。」
私:「CP-1のクイズの写真って誰かな? 全く分からないけれど...見当つかない?」
相棒:「”新ピース” と書いてあったから、そこから調べたら何か分かるかな?」
私:「今なら集落の近くだからスマホが繋がると思うから調べてみて..」
相棒:「ちょっと待って。・・・・ピース又吉くらいしか出てこないね..」
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CP-1の写真
私:「ところで、計測区間とかクイズ問題は無いの?」
相棒:「・・・・・・・・・・・怒らんで聞いて...? 計測区間が過ぎてるみたい?」
私:「マジで! どこだったの?」
相棒:「CP-1を出て曲がって少し走ったトンネル~トンネルの区間だったみたい...」
私:「車停めるからコマ図を見せて。」
相棒:「ごめんなさい。”新ピース”を検索していたから......」
私:「いいよ。このトンネル覚えているよ。2つ共短いトンネルだよ。 思い出してイメージするよ。」
相棒:「そんなことできるの? Uターン禁止だよね。」
私:「トンネルは両方7秒くらいで、間の道は20秒位だから34秒という事にしよう。」
相棒:「分かった。・・・・私達ビリだね。。」
長いトンネルを抜けた広いスペースに車を停めて食事とします。
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相棒:「怒ってない?」
私:「お腹が膨れると嫌な事は忘れてしまうよ。。食べよう。」
相棒:「道の駅で買ったものと、チェックポイントでもらった物で大変よ。やっぱり買い過ぎたね。」
私:「バインダーをテーブル代わりに食べよう。どれも美味しそうじゃないか。。」
道の下は美しい川が流れています。
食事をしていると、次々とラリーカーが行き過ぎます。
旧車独特の低い排気音が心地いい。。
紅葉も山の中腹まで下りてきています。
食事を終えて一息入れていると..
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私:「アレ? 誰か後ろに停まったよ。お昼ご飯かな? 挨拶してくるよ..」
相棒:「みかんを持って行く?」
私:「取りあえず挨拶してくるよ。」
独り言:「おぉ...これはこれは渋いバリアントだな~」
私:「こんにちは。あれ~Mさん。あれ~O社長! このバリアントでラリーに出ていたんですか?
タイムアタックしか見ていなかったのでラリーの車を知りませんでした...」
Mさん:「あれ~...こんにちは..」
私:「O社長お世話になります。大丈夫ですか?煙が出ていますよ。。臭いも凄いですけど...」
O社長:「ちょっとしたありがちなトラブルで..すぐ直して走るよ..」
Mさん:「実はここに来る前に部品が落ちて...後ろのムスタングの人に教えてもらって、慌てて拾って走って来たんですよ..」
私:「本当ですか? 渋い!旧車ならではアルアルですね。 でもこの煙大丈夫ですか?」
Mさん:「O社長だから大丈夫。部品も拾ったし...」
O社長:「大丈夫だから先に行ってよ!」
私:「それじゃ~お先に失礼します。」
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相棒:「知ってる人だったの?」
私:「O社長とMさんだったよ。 来る途中部品を落として...今は車が煙を出していて...」
相棒:「でもO社長だから絶対大丈夫よ。直ぐに修理して追い抜いて行くよ。きっと..」
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◆このVW タイプ3 バリアント秘話◆
10年以上小川の中に放置されていたお客さんの車で、整備中にリフトアップしたら沢蟹が2匹出て来たそうです。
今回は試走を兼ねてこのラリーに参戦しているそうです。
笑える..
紅葉が綺麗な場所で一枚
紅葉の横では季節外れの桜が咲いていました。
相棒:「もうすぐ計測があるよ! 私たちはスタート~Bまでらしいよ。」
私:「時速は?」
相棒:「法定速度だって。」
私:「60だな?」
相棒:「あった! ハイ!・・・・・・ハイ! 1分31秒!」
山間部を下り西条市内へ
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私:「あれ? O社長じゃん! いつ抜かれたの? 修理できたんだな?」
相棒:「桜の写真を撮っている時に抜かれたんじゃないの? でも凄いね直ったんだね。 やっぱりO社長だね。」
私:「でもさぁ~ あのバリアント傷だらけで少し痛々しくない?」
相棒:「それが渋いんじゃないの? あなた達の世界では...」
私:「分かって来たね~」
相棒:「うぅ~ん? 分からんよ?」
相棒:「今治から伯方島へ ”しまなみ海道” で渡るんだって..」
私:「晴れて良かったね。遠くから来られた方にも美しい瀬戸内を見てもらって良かったね。。」
相棒:「本当ね。今日は特別綺麗ね。」
私:「伯方島はチェックポイントなの?」
相棒:「そうよ。イルカに合えるんだって? やっと行けるね。あそこはイルカと泳げるんだよ。。」
私:「泳ぎたそうだな?」
相棒:「時間があれば泳ぎたい..」
私:「・・・・・????・・・・・」
相棒:「あっ! あの女性チームの車だ! いい音しているね。。」
私:「あの女性は自分で乗っているZのエンジンもオーバーホールをして乗ってるんだよ。。」
相棒:「自分でエンジンをバラせるの? えぇ...凄いね。」
CP-2の伯方島パークに到着
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私:「あっ! あの赤い凄い車だ。 あの車って値段を聞いたけれど教えてもらえなかったんだけど数千万円はするんだって?」
相棒:「数千万円という事は、1億円はしないという事? 込々で..」
私:「何それ? へそくりが数千万あるのか? 「何だったら買ってもいいよ。。」的なノリじゃない?」
相棒:「あるわけないでしょ!」
既に多くの方がチェックポイントのスタンプを押して出発しています。
可愛い風景
あのZだ!
美しい曲線が魅力ですね。
場所を移動して駐車
相棒:「早くイルカに合いに行こう。」
私:「時間は大丈夫なの?」
相棒:「40分位は大丈夫だから..イルカに..」
私:「はいはい。」
この話長いです。
まだまだ続きます。