❷皿ケ嶺ハイキング
2016年 09月 11日
お弁当
登山口からゆっくり歩いて、
ようやく目的地「竜神平」にやってきました。
相棒:「少し蒸し熱いけれど、ここまで上がってくると風は涼しいね。」
私:「ここからの風景に目をとめる人は少ないけれど、良くない?」
熊笹が覆い茂る植林地を抜けると目的地です。
私は5月に花を見に来ました。
http://blogs.yahoo.co.jp/beetlemomo67/41486550.html
BGMで。
11時40分
広々とした「竜神平」に到着です。
既に大勢のグループがお弁当を広げて美味しそうに食べています。
私:「二人でここに来たのは7年ぶり?」
相棒:「もうそんなになる? いつ来ても広々として、涼しい風が心地いいね。」
竜神平に着くと目に入るのが、可愛い「愛媛大学登山部避難小屋」です。
緊急時は誰でも使用可能です。
中は緊急物資やランタン..揃っていて綺麗に整っています。
撮っている自分を額縁の中に納めてパチリ!
相棒:「今日のお弁当は少なくてごめんね。」
私:「いいよ。足りなければ買ったパンもあるから....」
・・お弁当・・
スペアリブ柔らか煮
味付け卵
人参のシリシリ
ほうれん草サラダ
リンゴ
五穀米おにぎり
私:「このスペアリブだけど、柔らかくて超美味しいよ。」
相棒:「それは良かった。実はね今日の晩御飯だったんだけど....」
相棒:「この風景を見ながらのお弁当とは贅沢ね。」
隣のテーブル:「頂上に行ったらお弁当を食べる場所も無いんだよ。大勢の人で...」
相棒:「そうですか。それでここまで下りてきたんですか?」
相棒:「皿ケ嶺は人気ね。」
私:「ここは花好きにはたまらないし、高齢者やファミリーに優しい山だからね..」
私:「竜神平を散策しようよ。」
相棒:「うん。花が咲いているかな?」
私:「今ならゲンノショウコ、タニソバ、ツリガネニンジン..は咲いていると思うよ?」
竜神平に入り振り返ると、お弁当を食べていた場所には大勢の登山客がさんがお食事中です。
葦とススキの湿地帯をかき分け進みます。
相棒:「ねぇ見て、可愛い花が咲いているけど、何て言う花なの?」
私:「たぶんヌマトラノオだと思う。登山道に咲いているトラノオとは花が全然違うね。」
私:「何やってるの?」
相棒:「こっちに来て。綺麗なトンボがとまっているよ...」
私:「赤とんぼ? 羽のストライプがお洒落だね。」
相棒:「じっと動かなく美しさを見せてくれてのかな?」
相棒:「ガイドさん! このツルは何と言うのですか?」
私:「うぅ~ん。これは確か2枚の葉が飛んでいるカモメの姿に似ていることから、タチカモメヅルだと思う..」
相棒:「ガイドさん。お支払いはできないんですけど....」
私:「間違ってるかも..もう随分忘れたな...支払いはお弁当でいいですよ、お客さん。」
相棒:「しばらくここに座って、鳥の声を聴いて癒されてもいい?」
私:「じゃ~ 俺も。」
相棒:「自然に溶け込む不思議な感じがするね..」
しばらく癒されてベンチに帰ると、
隣のベンチの方たちが上林~天狗の庭経由の登山道に向けて出発されていました。
話し声が徐々に小さく遠のいていきます。。。
私:「珈琲を淹れようか?」
相棒:「持って来たの?」
私:「じやじゃ~ん。 今日はデンマークのアンティークアルコールバーナーで~す。」
相棒:「朝から探していたのはこれだったんだ...」
マッチを擦って真ん中に火を入れると、ぽっ!と火が付きます。
相棒:「バーナーは分かったけど、金籠は何なの?」
私:「実は五徳がいるんだけど無いから、100円均一で金籠を代用で買ったんだよ..」
相棒:「こんな弱弱しい火でお湯が沸くの?」
の~んびり待つ間もハイキングの楽しみの一つです。
私:「ガスバーナーで沸かすと直ぐなんだけど、あえての...」
私:「デンマークで沸かした珈琲は格別美味しいな...」
相棒:「はいはい。 珈琲は美味しいよ。」
私:「そうそう。グリコ食べる?」
相棒:「懐かしいね。何でグリコ買ったの?」
私:「CVSでトイレを借りたときに..」
今日の足元
私:「ゆっくりできたね。そろそろ行こうか?」
・・・皿ケ嶺に来た理由・・・
1.運動不足解消。
2.登山でゆっくり歩き会話を楽しむ。
3.山で美味しくお弁当を食べる。
+
相棒に初めて「ハートの切り株」へ案内をする。
http://blogs.yahoo.co.jp/beetlemomo67/41488111.html
まだまだ続きます。